アメリカに到着したらすべきこと。

いよいよアメリカに到着。ベイエリアなら SFO か。レンタカーを借りて、シリコンバレーまで1時間足らず。ホテルに到着する頃にはお昼をまわっている頃かもしれない。しかし実は空港からホテルに向かう間に実はすべきことがある。

  • 銀行口座の開設
    アメリカ国内では日本のようにすぐにクレジットカードは作ってはもらえない。必ず今までのクレジットカードの利用実績であるクレジットヒストリーというものを聞かれるから、赴任したてのあなたにはクレジットヒストリーなど皆無である。だからドル建てのクレジットカードをすぐに作ることはできない。では、いつになったら作れるのか?それは、アメリカに住んでからだいたい1年くらい経った頃だろう。その頃には日本人の駐在であればありとあらゆるクレジットカード会社から「作ってくれ」という DM がわんさか届くようになる。だから残念ながら1年コースの赴任の人はクレジットカードが作れるくらい信用を積んだところで日本に帰国となる。しかし、それまでの1年間クレジットカード社会のアメリカでは生活に困るのではないだろうか?そうなのだ。困るのだ。日本で JAL とか ANA とかクレジットヒストリーがない日本人対象のカードを作ってきた人はそれを使うのもよろしいが、、まずは銀行に行って、口座を開設する。サンフランシスコベイエリアだとUBOC(三菱東京UFJ 系の Union Bank of California)か。日系なので日本語が通じる行員がいる。日本からトラベラーズチェックで大金を持ち運んできた人はすぐに銀行に行って口座開設&入金してしまった方が安全だろう。銀行ではキャッシュカードが発行されるが、デビットカードになっていることが多い(と思う)ので、それであれば、ほぼクレジットカードを持っているのと同等の生活ができる。私の場合は、その昔金融ビッグバンで日本在住の日本人が海外の銀行に口座を持つのが解禁になったときにタックスヘイブンの銀行口座を開いてそこのドル建てのデビットカードがあった(クレジットカードのVISAとまったく同等)ので大変重宝した。
  • SSN の取得
    SSN とは、Social Security Number のことで、日本語だと社会保障番号と訳される。要は国民背番号だ。そう、アメリカは税金に関して国民背番号制であり、アメリカで働こうとするからには日本人であるあなたでも納税しなければならず、この SSN は個人情報の最たるものである。アメリカという国は、実は税金に関しては非常に厳しいのである。税の申告は基本的に個人ベースで、源泉徴収とかはないけれども、自分の国内外で持っているすべての銀行口座の口座番号や資産額を申告させたり、厳しさは日本の比ではない(余談だがその意味では、アメリカという国は必ずしも永住に向いている国ではない)。
    で、アメリカではその税の申告の時以外にも免許を取るのに必要だし、その他行政とは関係ないところでも SSN が求められる局面が多い。とにかく生活の基盤になっているといえよう。
    なのでこの SSN は1日でも早く取得しなければならない。だから空港に着いたら次に向かう場所は銀行または SSN をもらうための社会保険事務所なのだ。到着後その事務所に向かうということだから、(銀行も含めて)場所とルートは Google Maps とかで事前に日本でチェックしておこう。

・・・と、とりあえずこんなところか。また思いついたら追記することにしよう。

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