メキシカンのファーストフード。KFC、Pizza Hutt も傘下に抱えるYum! グループ。このため KFC / Pizza Hutt / タコベル は同じ敷地内または隣接していることが多い。タコベルは全米のチェーンの店舗数でマクドナルドに次ぐ規模なため本当にどこにいってもある。そして文句なく安い。この安さでは味に文句は言えまい。なにしろブリトー／タコス 10個の組み合わせで、$10 だせばお釣りが来るのだ。このセットではブリトーは豆しか入ってないのでそればかりオーダーすると正直飽きるのだが、コストパフォーマンスは相当に高い。タコベルがそれなりにうまく感じのはそれは Mild / Hot / Fire と 3種類用意されている小さなソースにあると私は思う。ちょっとこのソースは不思議だ。妙にうまく感じるので何か入ってるような気がするw タコベルは、メキシカンというより「タコベル」だと思う。

メキシコ料理はおいしいのだが従来のアメリカのメキシカンレストランでは割と汚いイメージがあったようだ。それをまず清潔第一にして店舗を開発したのがこの店で、急成長している模様。店内には FOOD CANNOT BE MADE AT MICROWAVE SPEED、NO CAN OPENER、NO　FREEZERS、NO LARD、NO MSG (MonoSodium Glutamate: 調味料) というスローガンが掲げてある。安い割にうまい。Taco Belle と比べると少し高いがうまいだろう。ただ、メニューが少ない気がする。Wendy's が買収。

この店の店構えは一見すると高そうなレストランである。家の近くにあったのだがそう見えたので敬遠していた。しかし、ネットで「2004年アメリカ人が選ぶチェーン」のメキシカン部門で1位というのを知った。そう、この店は何のことはない、ファーストフードだったのだ。BAJA FRESH よろしく、店構えは「おしゃれな、清潔なメキシカン」を演出するのである。メニューであるが、この店はほとんどブリトーしかメニューにないと考えてよい。しかしブリトーといっても、中に入る具をいろいろ自分で選ぶようになっている。肉類はチキン、バーバコア（くず肉みたいな感じ？）、ステーキ、ポークの4種類から選ぶ。その他、豆も PINTO （茶色の、大豆系）かブラック（黒の、小豆系）から選ぶ。ボリュームはブリトー1つでランチとしてはかなり多めであろう。ブリトーの他にもトルティアなしで、中身の具だけのメニューもある。味の方は、BAJA FRESH 同様、ナチュラル指向である。実際にうまい。ちなみにこの店、ライムの代わりにレモンが置いてある。

メキシコ料理 (TEX MEX) のお店。チェーンである。あちこちにあり、どこも繁盛している。そしていつもバースデーパーティーが開かれ、おそらく誕生日を迎えた人はメキシコ帽をかぶっている。日本で言うとワイガヤ系の居酒屋というところか。最初にトルティア＋サルサが出てくる（居酒屋で言うつきだし？）。サルサは自家製らしい。各店で辛さとか微妙に味が違うので、確かに作ってるのだと思う。トルティアはなくなると基本的に何も言わなくても店員の方から持ってきてくれる。ソフトドリンクも然り。サービスが良い。メインの料理は Fajita である。料理は基本的に無添加を謳っており、Fajita などはボリュームがあるのでうちの場合はこれを1人前頼んで大人2人、子ども2人でシェアすることにしている。最初の頃は、3品とか頼んでその場で食べきれなかったことが多々あった。チップ込みで $20〜$30 である。おそらく数あるチェーンの中で一番コストパフォーマンスが高い。